カウンセリングについて

カウンセリングとは?

心療内科の治療のひとつに、カウンセリングがあります。カウンセリングとは、悩みや苦しみを抱える人の相談に応じて、精神医学の観点から助言または指導をし、問題の解決をサポートすることをいいます。薬を処方してもらう診察とは別の扱いになり、カウンセリングには保険がききません。多くのところが30分で何円というように、時間を区切っています。また病院によっては、診察をしてくれる担当医とカウンセラーで別の先生が対応する場合があります。それは単純に、心理カウンセラーの資格を持っているかどうかの違いです。 似たようなもので、セラピーというのがあります。セラピーではより早く確実に悩みを解決するために、セラピストが具体的な解決策を提示します。カウンセリングの場合、カウンセラーは積極的に意見は言いません。その理由は次の段落で説明します。

カウンセリングを受ける意味

カウンセリングは、あくまで相談者自身が自分の力で解決策を見つけるということがメインとなります。心理学の考えの中に「人間は物事がうまくいかないと、無意識に自分の感情を抑えてしまう傾向がある」というものがあります。しかし、その抑え込んでしまった感情をカウンセラーと対話することで、整理してもらうことがカウンセリングの真の目的です。 日常生活において他人と話すときに、どんなことを話そうかと考えると思います。でも、心が疲れているときは、その考えをまとめることが難しい状態になります。だからこそ、専門的な知識を持つカウンセラーに相談することで、自分の中のどうしようもない気持ちを吐き出し、解決の糸口を一緒に考えてもらうのが、一番だと思います。

精神科を名駅で探すと、駅から徒歩10分の圏内に、10軒程見つけることができます。アクセスの良さに加え、なかには午後5時以降も開業しているところもあるため、学校や仕事の後でも通いやすいかもしれません。