心療内科を受診する際の注意点

受診する勇気がない場合の対処法

心療内科を見つけていざ受診しようとしても、なかなか踏ん切りがつかない人は少なくありません。受診する勇気のない人に共通しているのは、人の目が気になったり、診察の時にしっかり話せるか不安になっていることです。ここで受診を諦めてしまうと、症状が悪化してしまう恐れがあるため注意が必要になります。対処法としては、信頼できる人と一緒に受診することです。誰かがそばにいてくれることで、不安が軽減されて受診しやすくなります。また症状などを代弁してもらえるため、診察がスムーズに進みます。家族や友人、職場の同僚など、身近な人に頼りましょう。

もしも1人で受診して診察時に話しにくい場合は、メモを用意する方法があります。メモを台本代わりにして読み上げたり、医師に直接渡して症状や気持ちを伝えましょう。

違和感を覚えたら転院を視野に入れよう

心療内科は、病院の雰囲気や医師との相性など、受診してみなければ分からないことが多くあります。しかし、いざ受診した時に違和感を覚えた場合、無理に通う必要はありません。違和感の例として、治療方針に納得がいかないことが挙げられます。話をまともに聞いてもらえなかったり、合わない薬を処方され続けるというケースが実際に起きているのです。料金や立地が良くても、治療方針が自分に合わなければやがて症状にも影響を及ぼします。

患者の中には、時間をかけてようやく見つけた病院だったり、治療途中だから通院をやめたくないという人もいます。しかし、本格的な治療のためには、自分に合った良い環境が求められるのです。合わないと感じた場合は、思い切って他の心療内科を受診しましょう。