心療内科とは?

どういう時に心療内科にかかるのか?

心療内科と聞くとどのようなイメージがありますか?所謂「うつ病」だとか、「精神病」のような大きな病気を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。勿論、そのような病気も心療内科では診てもらうことが可能です。ですが、ひとくちに言ってもその症状の規模は人によって様々ですから、自分では知らずとも、軽度のうつ症状にかかっていた。ということも全く珍しくありません。例えば寝付けない、途中で目が覚めてしまう「中途覚醒」や、寝すぎてしまう「過眠」と呼ばれる症状です。他にも、食事が手につかない、食べたとしても吐き戻してしまう。頭痛が伴う等の「食欲不振」などが挙げられます。端的に言うと、身体的には特に異常はないものの、日常に支障をきたすような普段通りの生活が送れない状態が現れた時は心療内科を受診するべきと言えます。

どのような治療を受けられるのか?

基本的には担当医師とのカウンセリングを受けながら、提案された薬や医療品を使用することで治療を進めていきます。薬と言ってもリラックス効果を高めるものなど、心身にかかる重みを和らげる効果のものなので決して怖い薬ではありません。医療品も、睡眠に関する症状であれば、マウスピースなどの器具を用いるので、生活に支障が出るようなものではありません。その他にも、医師とのカウンセリングにて提案された生活習慣を実践し、「薬に頼らない治療法」というものも存在します。小さなお子様であれば、玩具等の遊戯を用いた治療法も存在しますから、安心して治療を進めることが可能です。逆に言えば、そのような子供でさえかかってしまう病気ということですから、誰しもが決して縁のないものではないということです。